吉田栄作 干された理由

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　昼間の「ヒルナンデス」に吉田栄作さんが出演されていました。

　

　年齢を重ねて素敵になった感があります。吉田栄作さんといえば、1988年の国民的美少女として人気のあった後藤久美子さん主演の「ガラスの中の少女」の相手役を射止めたシンデレラボーイとして脚光を浴びはじめます。

　

　当時のフジテレビのトレンディドラマ隆盛の中で吉田さんも1991年の「もう誰も愛せない」を代表作とするヒットドラマに出演して人気を博します。共演していた田中美奈子さんとはうわさになっていました。
　加瀬大周さん、織田裕二さんと並んで新御三家と言われていましたね。
　

　当時から何か大人に迎合しないスタイル、ジェームスディーンの反抗を髣髴させるような雰囲気があったと思います。たしかラジオに出演していたときに
「オレのことが好きなら、窓をあけて叫んでみろ」とか･･･

　歌手として実績のないのにもかかわらず、チューリップの代表作「心の旅」
をカバーする時も「自分の心の旅を示す」とか･･･


　

　
　そんな歯に衣を着せぬビックマウスで好きなタレントと同時に嫌いなタレントでも上位にいましたね。

　アメリカに進出すると宣言した時も冷笑されていたと思います。アメリカ進出も日本の仕事を捨ててしまったため干された感があったと思います。でも当時のトレンディドラマに出続けても多分何もなかったかもしれないですね。もともとホンモノ志向が強かったかもしれません。正直なヒトといってもいいのかもしれないです。


　今の竹内力さん、肉体美が話題になった西島秀俊さん、なんかはテレビドラマと距離を置いて作品にでていましたからね。

　

　アメリカ帰国後に「徹子の部屋」に出演されたときは、ほんとビックリしましたよ。ビックマウスがなくなってたもん･･･アメリカでオーディションをうけても落ちまくり、作品にでてもそれが公開できない（予算や配給先なし）という現実を間のあたりにしたんではないか？って思います。

　
　でも演技の評価は帰国後は上がってきています。かつての人気はなくとも
演技力があるのでヒット作に恵まれれば勢いがでてくると思います。
　帰国後に何気に好きになった俳優です。亡国のイージスもいい演技をしていますよ＾＾)

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